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京都職人修理ネット

修理の事例

漆塗りのお椀

縁がはがれ、欠けもできたお椀。木地を足し、しっかり下地をして塗り直しました。古びた味わいは残しています。

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着物の経年劣化による黄変シミの補正柄足し

汚れが長期間に渡り、変色して黄変してしまうと、着物の絹も経年劣化していて完全な染み抜きが出来ない場合があります。その場合、染色技法を使い、シミを抜くのではなく柄を足して隠す方法があります。写真の加工事例は黄変したシミの箇所に、着物の中にある花を彩色友禅と金彩を使って隠して仕上げました。

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お雛様

髪は絹糸を黒く染めた物で、100年ほどで傷みが激しくなります。できるだけ綺麗に、元の雰囲気に合わせるよう結い直しました。着物も傷んでおられましたので、着せ替えもしています。

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掛け軸

本紙に多数の横折れが発生し、大きな破れがありました。横折れ箇所は裏から丁寧に補強し、破れ部分は補修し周囲の色と違和感のないように補彩を施しました。本紙全体の汚れもとりました。修理した本紙に合わせて表装も新調しました。

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唐木の文机

天場の反り・歪みを調整し、腰の飾桟の欠損部は木地新調の上、摺り漆にて塗り直しました。表面の汚れが目立たないよう若干濃いめに仕上げています。

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和本

この和本は破損がひどく、読むこともままならない状態でした。修復には一度本を解体し、裏面から紙を貼付し補強する「裏打ち」と呼ばれる手法が用いられています。これにより、本が再び強度をもち、史料としての活用が出来るようになります。

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祭礼用具

破損や経年劣化した祭礼用具の修理を致します。写真の例は、蝶番が壊れている提灯のわっぱ。破損個所の補修と、欠落金具の製作をし、必要個所にメッキや彩色を施し、わっぱ本体は漆の塗替えをして修理をしました。

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着物のリメイクバッグ

昭和20年代の西陣お召しのお着物でした。長年の汚れや縫い目が破れてしまっていた事もあり、バッグに作り替えました。地色のえんじ色も、すこし派手になったと思われていたらしく、バッグなら持てるとお喜び頂きました。

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